ワクチン・予防接種|番町麹町こどもクリニック|四ツ谷・麹町の小児科・内科・アレルギー科

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ワクチン・予防接種

ワクチン・予防接種|番町麹町こどもクリニック|四ツ谷・麹町の小児科・内科・アレルギー科

当院のワクチン・予防接種の特長

ワクチン・予防接種

  1. 在庫がある限り当日接種も可能です。
  2. 23区内にお住まいの方ならお手持ちの接種券が使えます。
  3. お父さん、お母さんもお子さんと一緒に接種できます。
  4. お子さんにはガチャポンのお楽しみも(^^)/
  5. 殺菌・防腐剤であるチメロサール非含有のインフルエンザワクチンや経鼻インフルエンザワクチンもご用意しています。
  6. 大人・高齢者のワクチンにも対応します。(千代田区助成の風疹抗体検査・ワクチン、HPV(子宮頸がん予防)ワクチン、高齢者予防接種にも対応しております)
  7. 痛みを軽減する麻酔シールもご準備しています。接種の30分前には貼付する必要があります。ご希望の方は事前にご相談ください。(別途費用がかかります)

ワクチンとは

細菌やウイルスなどの病原体が一度体に感染すると、免疫細胞の働きにより、次に病原体が入り込んでも簡単に増殖できず、感染するのを防いだり、軽い症状ですむ仕組みが作られます。これがいわゆる「免疫がある」と言う状態です。この「免疫がある」状態にするために、ワクチンによって病原体に感染したような状況をわざとつくり、体の中の免疫細胞を働かせて事前に仕組みを作っているのです。ただしワクチンによっては、免疫細胞が働いた結果、発熱・リンパ節腫脹などの反応がでることがあります。これが副反応です。このほかにワクチンに含まれる物質に対して免疫細胞が起こすアレルギー症状もあります。

副反応について

前述のようにワクチンを接種すると免疫反応が起こり、発熱、リンパ節腫脹、倦怠感、接種部位の腫れ、痛み、硬くなるなどの副反応が起こる可能性があります。これらの症状はワクチンによっても異なりますが、不活化ワクチンで接種当日~翌日に発熱することが多く、1~2日で解熱することが多いです。そうはいっても機嫌が悪かったり、高熱が出たりするとやはり不安に感じるかと思います。ましてや生後2ヶ月の初めてのワクチンで発熱するととても心配です。そこで以下の点に注意するようにしましょう。

  • 生後3ヶ月未満の赤ちゃんの発熱(37.5度以上)はすぐに医療機関に連絡しましょう
  • それ以上の赤ちゃんは発熱があっても、母乳・粉ミルクが飲める、活気がある、視線があうことを確認し、問題なければ家で様子をみて構いません。
  • 熱が高くて苦しそうなときは、解熱剤(アセトアミノフェン)を使用して構いません。
  • 発熱が3日以上続くときは医療機関を受診しましょう。

一方生ワクチンは、生きた病原体の毒性をとても弱くしたものを接種するため、少し経ってから発熱したり、まれにその病原体に感染したような症状をきたすことがあります。それらの症状も自然によくなりますが、嘔吐する、発熱が続く、症状が改善しないなどの場合は医療機関を受診するようにしましょう。
生後2ヶ月から数回にわたってワクチンを接種する必要があります。アレルギー反応が強い場合は接種前に抗アレルギー薬を併用したり、解熱薬を処方したり、症状を和らげる方法はゼロではありません。ワクチンの副作用だから仕方ないと思わず、遠慮なく不安なことは聞いてください。納得して接種できるよう十分話し合いましょう。

ワクチンの種類と接種方法

ワクチンの種類

ワクチンは感染原因となるウイルスや細菌をもとに作られており、それらの状態によって、生ワクチン、不活化ワクチン、トキソイドの3種類に分けられます。

生ワクチン

生ワクチンは、病原体となるウイルスや細菌の毒性を弱め、病原性を消失させたものを原材料として使用します。毒性を弱められたウイルスや細菌が体内で増殖することによって免疫を高めていくため、接種回数が少なく、自然感染に近い状態で免疫がつけられます。

不活化ワクチン

不活化ワクチンは、病原体となるウイルスや細菌の感染する能力を消失(不活化)させたり、毒素を無毒化(殺菌)したりしたものを原材料として使用します。体内で病原体が増えることはないため、自然感染や生ワクチンに比べて生み出される免疫力は弱いですが、発熱などの副反応が少なく済みます。1回の接種では十分ではないため、何回かの追加接種が必要となります。

トキソイド

トキソイドは、細菌が産生する毒素だけを取り出して無毒化したものを原材料として使用します。細菌に感染した際に、毒素による発病を防ぐことができます。不活化ワクチンと同様に、追加接種をして免疫を高めます。

ワクチンの接種方法

ワクチンの接種方法には、注射による皮下接種、口から飲ませる経口接種、スタンプ方式(管針法)といわれる経皮接種があります。ワクチンの種類によって、接種方法が決まっていますが、日本ではほとんどのワクチンにおいて、皮下注射による接種が原則となっています。飲むタイプの経口接種はロタウイルスワクチンのみで、上腕にスタンプを押しつけて接種する経皮接種もBCGのみで実施されています。

定期接種と任意接種

予防接種には市区町村が主体となって実施する「定期接種」と、接種するかどうかを受ける側(赤ちゃんなら保護者)に委ねられている「任意接種」があります。
定期接種は予防接種法に基づいて行われ、対象年齢のうちに受ければ原則公費(一部自己負担が発生する地域もあります)で受けられます。一方、任意接種のワクチンは、健康保険が適用されませんので、接種費用は基本的に自己負担となります(自治体によっては接種費用の助成が受けられるところもありますので、補助内容の詳細についてはお住まいの市区町村などにご確認ください)。ただしこれらの予防接種はどちらも重要です。「定期接種」と「任意接種」を区別せずに、必要なワクチンはすべて受けましょう。ただし定期接種と任意接種はまれに副反応が起きた場合の救済措置に若干の違いがあります。そのため区より配布される接種券をお忘れになると自費になるだけでなく、任意接種になってしまいますので、接種の際はご注意ください。

当日ご持参いただくもの

  • 母子手帳(記録を残しますので、必ずご持参ください)
  • 健康保険証
  • 診察券またはアプリ
  • 行政発行の予診票(定期予防接種)
  • 乳幼児医療受給者証

ワクチンの価格

項目名称 費用
インフルエンザ 注射型HAワクチン 3,500円
インフルエンザ 注射型添加物フリーワクチン 3,700円
インフルエンザ 経鼻弱毒生ワクチン フルミスト 8,000円
おたふく 4,000円
五種混合 (クイントバック/ゴービック) 17,000円
ロタ1価 ロタリックス 13,000円
ロタ5価 ロタテック 10,000円
小児肺炎球菌 20価 11,000円
三種混合 4,500円
二種混合2期 3,000円
水ぼうそう 7,000円
B型肝炎 5,000円
不活化ポリオ 8,000円
BCG 10,000円
麻しん風しん混合 8,000円
日本脳炎 6,000円
子宮頸がん ガーダシル 15,000円
子宮頸がん シルガード9 30,000円
男子HPV 15,000円
帯状疱疹 生ワクチン 9,000円
帯状疱疹 不活化 シングリックス 22,000円
高齢者肺炎球菌 8,000円
A型肝炎 8,000円
新型コロナワクチン (ファイザー) 16,500円

それ以外のワクチンについてはお問い合わせください。

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